中坊進二はよくカレーを食べます。
多分、週に1回は必ず食べていると思います。
日本人なら誰しも、カレーとラーメンは週1で食べるのではないでしょうか?
ただし、日本で食べられるカレーは割と日本人の味覚に合わせています。
そして特殊な味付けのカレーは少ないです。
給食のカレーのような味付けで、後は具と辛さを調整するくらいでしょう。
変な種類のカレーを出しても、日本人の舌には合わないのです。
中坊進二はそうした平凡なカレーが最も好きですが、
たまには特殊なカレーも食べたくなります。
先ほど食べてきたカレーは、店長オリジナルの中辛スープカレーです。
具材はほぼ全てスープに溶け込んでおり、
チキンの固まりがゴロゴロ浮かんでいます。
香辛料がふんだんに使っており、水がないと半分も食えない代物です。
むしろ辛すぎて、スープを半分も使い切れません。
通の方は、この中辛スープをそのまま飲むみたいですよ。
そして中辛なので当然、辛口、激辛も存在します。
中坊進二は一度たりとも挑戦したことなく、
またこれに挑戦している人も見たことがありません。
中辛の時点でそれなりに赤いスープで正直、
これ以上赤くなったらどうなってしまうのか、
中坊進二の想像力では補うことが出来ません。
と言うか、したくありません。
辛口のカレーというのは病み付きになるものです。
そのスープカレー屋さんの辛口は常軌を逸していますが、
バーモンドカレーの辛口でしたら子供でも人気でしょう。
中坊進二もジャワカレーの辛口でしたら、何とかいけます。
しかしココイチは1辛が限度です。
2辛をかつて挑戦したことがありましたが、
最後の方はライスだけをパクパクしていた想い出があります。
2辛の時点で、「痛い」という感覚を味わえましたよ。
とりあえず、一般的なお店のカレー屋さんでしたら、
ジャワカレーの辛口より辛いカレーはほとんどありません。
少なくとも、「辛さは普通で」で頼めば、そこまで辛くないものが出されます。
ただし「辛さ要注意」とわざわざ表記しているお店だけは本当に要注意です。
上述したスープカレー屋さんが正にそのお店で、
看板に偽りなしの辛さで襲ってきます。
一応、甘口というのもありますが、
それもココイチの1辛くらいはあるかもしれません。
全然なにひとつ甘くないと中坊進二は思っています。
中坊進二はカレーが好きですが、カレーにも色々な種類があります。
中坊進二が食べたことのないカレーはたくさんありますが、
凶悪な辛さのものに遭遇すると泣いてしまうかもしれません。
初見のお店は要注意と言えます。
そうしたこともあり、なかなか冒険するのが難しいと言えます。